ジベルバラ色粃糠疹って?症状は?梅毒と何が違うの?実体験を交えて紹介
こんばんわ〜。ジベルバラ色粃糠疹を梅毒と勘違いして、冷や汗ダラダラだったイナバです。
みなさん、急に体に赤い発疹などができたら、どうしますか?
最初のうちは、「発疹かな?」と特に気にしないかもしれませんが、その判断は危険です。
私も最初は気にしてませんでしたが、数週間のうちにどんどん赤い発疹が増えていく様子を見て恐怖を感じました。
実際は特に身体に影響のない病気だったわけですが、少しでも同じ症状で不安になっている方の助けになればと思い、実体験を踏まえて、紹介していきたいと思います。
ジベルバラ色粃糠疹とは?
ジベルばら色粃糠疹(ジベルばらいろひこうしん、Pityriasis rosea Gibert)は、皮膚の炎症性角化症の一つ。粃糠疹(ひこうしん)とは、細かい落屑が発疹に付着したものをいい、この疾患の特徴である。
まあ、簡単に言ってしまえば、赤いできものが全身に出て、そのできものの先端が白くカサカサしている状態のことです。
特徴としては、顔や手足の先端には症状が出ない/見た目ほど痒みがない/クリスマスツリー状に発疹が出ることです。
見た目はヤバイ病気じゃないかと疑うレベルですが、特に悪い病気ではないです。放置しておけば自然治癒しますし、感染病というわけでもないです。
梅毒と似てる?
類似した症状でよく間違われるのが、「梅毒」です。他にも「乾癬」でも似たような症状が出ます。
感染してから症状が出るまでの期間は約3週間です。症状は、時期によって異なります。
第一期(感染して約3週間):感染がおきた部位(陰部、くちびる、口の中、肛門など)に赤いしこり、潰瘍(かいよう)
第二期(感染して約3か月):発熱、頭痛、うっすらと赤い発疹、脱毛など
第三期・四期(感染して約3年以降):皮膚にゴムのような腫瘍、血管や心臓、脳などに障がい、場合によっては死亡
基本的に性行為による感染で、上記のように梅毒には4段階のフェーズがあり、それぞれで症状が変わってきます。
特に第2フェーズの段階が、ジベルバラ色粃糠疹とかなり類似している症状です。
梅毒とジベルバラ色粃糠疹の一番大きな違いは、手のひらや足の裏まで発疹が出るかどうかです。
しかし、このフェーズと似たような症状が出てきた場合は必ず、専門のお医者さんの診断を受けるようにおすすめします。
素人には、ジベルバラ色粃糠疹か梅毒か、確実な判断はできませんからね。基本的には、性病科か皮膚科で大丈夫です。
最近、国内各所で梅毒患者数が急増しているようです。
特に若者の女性に増えているようで、本当に気をつけたほうが良いです。
↓国立感染病研究所
実際に治るまで
ジベルバラ色粃糠疹とは知らずに、完全に梅毒を疑っていた私は絶望の中、皮膚科に行ってみました。
すると、おじいちゃんのお医者さんに、5分ぐらい体を見ただけで、「あ〜、こりゃジベルバラ色粃糠疹だね。梅毒と勘違いして焦ってたんちゃう?」と明るいトーンで言われてホッとした記憶があります。笑
母ちゃん!俺、助かったよ!!
と心の中で叫ぶほど安心しました。
保湿クリームと飲み薬を処方されて、毎日体に塗って薬を飲み続けたら、二ヶ月ほどで完治しました。
体の発疹以外に特に異常はなく、普通の生活送っていたら治ってました。
まとめ
あまり知られていない、ジベルバラ色粃糠疹という病気についてまとめました。この病気自体に害はないですが、類似した症状だと危険な病気もあります。
少しでも症状が出た場合は、すぐにお医者さんに見てもらうことをおすすめします。一人で不安になってても良いことないですからね。
健康な体は、これからの人生にも必要不可欠なものです。早い治療を行って、楽しい人生にしましょう!
ちなみに性病の話で、病院に行くってなかなか勇気が入りますよね。 そんな方のために、家で簡単に性病検査ができるキットが売っています。
私も使った事ありますが、簡単だし検査結果も正確だったので、もし病院にいく時間がない方や、どうしても行きづらい方は検査キットを購入するのも良いかもしれません。
以上、ジベルバラ色粃糠疹って?症状は?梅毒と何が違うの?実体験を交えて紹介という話題でした!